Nano-Booster & Nano-Label(ナノブースター&ナノラベル)

高い解像度、細胞への良好な浸透性を実現

Nano-Booster & Nano-Labelは、アルパカ由来のVHH抗体(Nanobody®)に蛍光色素が共有結合した蛍光ナノプローブです。VHH抗体は、既知の抗体の中で最も小さな分子量(約15kDa)を有する、単一ドメインの抗体フラグメントです。 小サイズの蛍光ナノプローブは、高解像度の撮像に寄与します。

  • 細胞への浸透性がより良好です
  • 小サイズ(2nm)であるため、従来の抗体よりもエピトープ近位での標識密度が高くなります
  • エピトープ‐蛍光色素間の距離は2nm以下であり、結合誤差を最小限に抑えます
  • GFP-BoosterおよびRFP-Boosterは、蛍光タンパク質のシグナルを安定化、維持、増強します
  • 組換え(リコンビナント)抗体として産生され、様々な検証が実施されています
  • 細胞/細胞小器官の混雑環境下でエピトープへの優れたアクセス性と標識性を示します

以下のアプリケーションに適用可能です

Nano-Booster&Nano-Label製品はこちらをご覧ください
HeLa cells transfected with Tom70-eGFP and PCNA-mRFP and stained with GFP-Booster Alexa Fluor 488 (green) and RFP-Booster Alexa Fluor 568 (red). Images were recorded at the Core Facility Bioimaging, LMU Munich. Scale bar 10 µm.