
Nano-Booster & Nano-Label(ナノブースター&ナノラベル)
高い解像度、細胞への良好な浸透性を実現
Nano-Booster & Nano-Labelは、アルパカ由来のVHH抗体(Nanobody®)に蛍光色素が共有結合した蛍光ナノプローブです。VHH抗体は、既知の抗体の中で最も小さな分子量(約15kDa)を有する、単一ドメインの抗体フラグメントです。 小サイズの蛍光ナノプローブは、高解像度の撮像に寄与します。
- 細胞への浸透性がより良好です
- 小サイズ(2nm)であるため、従来の抗体よりもエピトープ近位での標識密度が高くなります
- エピトープ‐蛍光色素間の距離は2nm以下であり、結合誤差を最小限に抑えます
- GFP-BoosterおよびRFP-Boosterは、蛍光タンパク質のシグナルを安定化、維持、増強します
- 組換え(リコンビナント)抗体として産生され、様々な検証が実施されています
- 細胞/細胞小器官の混雑環境下でエピトープへの優れたアクセス性と標識性を示します
以下のアプリケーションに適用可能です
- 免疫蛍光染色(IF)
- 超解像顕微鏡、共焦点顕微鏡、落射型蛍光顕微鏡
- VHH抗体と組織透明化技術を用いた組織、器官、動物の3Dイメージング(vDISCO)等の光シート顕微鏡イメージング
