CHROMOTEKが、PROTEINTECHグループに加わりました。

ChromoTekは、これからはProteintechファミリーとして、次世代の抗体ツールを提供します。


シカゴ/ミュンヘン―2020年10月20日

Proteintechは、2020年10月20日、『ナノボディ(nanobodies)』としても知られるラクダ科の単一ドメイン抗体を製造するChromoTekの買収を発表しました。

ChromoTekは、『ナノボディ』市場をリードする企業として、画期的な研究や発見に貢献する高性能な組換え試薬を提供します。Proteintechグループは、この度の統合によって、シングルセル分析、超解像イメージング、およびマルチプレックスアッセイ分野での成長と課題解決に向けて、より一層の取り組みを行っていきます。

ChromoTek CEO:Dr. Marion Jung博士は次のように述べます。

-「当社のナノボディ関連製品は、プロテオーム分野を包括的にカバーするProteintechの抗体製品を補完する製品群です。」
-「再現性や品質の価値基準を共有できる会社との協力できることは、研究とその先にある人々の利益を考える上で心躍ることです。」

Proteintech CEO:Dr. Jason Li博士は述べます。

-「この新しいパートナーシップは、市場に大きな価値をもたらします。3大州(北アメリカ州、アジア州、ヨーロッパ州)にまたがるグローバルな製造により、研究市場により良いサービスを提供するだけでなく、トランスレーショナルサイエンス(橋渡し研究を推進する学問分野)や治療に向けた応用研究にも大きな影響を与えます。」

 

ChromoTekについて

ChromoTekは、ラクダ科の『ナノボディ(nanobodies)』をべースにした革新的な試薬開発ならびに製品化のパイオニアです。従来の抗体とは対照的に、ナノボディは、単一のポリペプチド鎖のみで構成され、これまで知られている中で最小の抗体です。

ChromoTekは、他の抗体フォーマットでは実現できなかったバイオメディカル研究分野のアプリケーションにおいて、目的の親和性、特異性、およびフォーマットを備えたナノボディを開発した経験を有しています。高性能試薬のマーケットリーダーとして、世界中の画期的な研究や発見に貢献できることを誇りに思います。また、ChromoTekは製薬業界向けに信頼のおけるカスタムナノボディサービスの提供者でもあります。2008年に設立されたChromoTekは、Islandia(アメリカ・ニューヨーク州)とミュンヘンに近いMartinsried(ドイツ)にオフィスを構えます。

ChromoTekのより詳しい内容は、ChromoTek ホームページ(www.chromotek.com)をご覧ください。

 ※ 旧ChromoTek(クロモテック)製品を含む、日本国内におけるプロテインテック製品の販売は、「コスモ・バイオ株式会社」を通じて行っております。お見積り・納期確認・ご注文は、「コスモ・バイオ株式会社代理店」にお問い合わせをお願いいたします。